一個にわずか5粒のみ。希少な紫ウニ

天草は豊かな漁場とはいえ、紫ウニの漁獲量は年々減少しています。加えて、ウニの成長はゆっくりです。しかもウニの一個にはわずか五粒ほどしか入っていません。ですので、紫ウニはとても貴重です。
漁師さんが素潜りで命がけで獲ったウニは、専用の器具で殻を割り、一粒、一粒スプーンで獲り出します。ウニに混じった海藻の残りなども丁寧に箸で取り除きます。粒の大きさも大小さまざまで漁師さん達も殻を割ってみないと分からないそうです。一人前約20ｇのウニを獲るにも大変な苦労があることを実感します。

極上の紫ウニは海藻が豊富な岩礁地帯で育つ

天草は一年を通してウニが獲れますが、春の紫ウニと夏の赤ウニに勝るものはありません。一度、紫ウニを食べると、ほかのウニでは満足できなくなってしまうほどの美味しさなのです。
紫ウニの漁場は主に２か所。天草の北、イルカが暮らす通詞島沖と富岡沖です。この辺りは岩礁地帯です。ウニのえさとなる栄養たっぷりの海藻が豊富です。美しい海でゆっくり成長したウニは滋味深い味わいとなります。

天草のウニは男性が命をかけて潜ります

伊勢では海女＝女性が潜りますが、天草では男性が潜ります。イルカが暮らす通詞島付近は漁場が深いため、夫婦で船に乗り込み、お母さんが命綱を握り、お父さんが素潜りで潜ります。富岡沖の海では港から泳いで漁場へ向かいます。いずれも素潜りです。命をかけて海へ、岩礁に棲むウニを手づかみで獲ってきてくれます。
大切に大切にいただかねばと思うのです。

ウニはお造りで｡ウニそのものの味を楽しんで！

天草は一年を通してウニがとれますが、天草の北、イルカが泳ぐ五和沖や富岡沖で3月中旬から5月上旬の期間しかあがらない紫ウニは極上です。口に含むと磯の香りがふわ～っ。濃厚であま～い！とろけるおいしさなのです。
伊賀屋旅館では、ウニのおいしさをダイレクトに味わっていただきたく、生のままお造りでお出しいたします。

プランは全６種。生ウニとお好きな天草グルメと組合せて予約！

ウニまつりの限定プランは、ウニのお造りが付くプランやウニと天草大王、ウニと伊勢えびを組み合わせたプランなど全部６種。ウニだけではなく、天草の地魚や伊勢えび、天草黒牛などお好きな天草グルメと組み合わせてお楽しみいただけます。 プランは、お連れ様と同じものではなく別々のプランでもご予約いただけます。

 
※公式サイトからは別々のプランでのご予約は、システム上できかねますので、別々のプランをご希望の際はお電話にてご予約くださいませ。